健康を蝕み日常生活を破壊するアスベストの対策は、完全除去をする方法が一番望ましいことですが、現実には分析機関や作業員数が限られ、さらに多大な費用がかかることから、膨大な量のアスベストが
存在するにもかかわらず、手付かずで放置されたまま、日々刻々拡大していく被害が大きな社会問題となっています。
新しいアスベスト対策として開発されたハイスペック・アスベスト封じ込め工法は、新たな粉じんを発生させないため周辺環境および作業者の安全性が高く、また本来求められていた建築物の耐火性能を
損なうこともなく、さらに迅速にして低コストで対策を講じることができる理にかなった工法です。
完全な除去は基材の形状、作業場所などの制約から非常に難しく、吹き付けアスベストが残存していることから、樹脂系の塗料類似のもので封じ込めをしています。
1. 「除去」と言っても完全な除去はしばしば困難
2. 封じ込め剤の耐火性能不充分あるいは耐火性なし
3. 吹き付けアスベストの代替材としてのグラスウール等の安全性に疑問
4. 「除去」後の産廃物処分費用の高騰
5. 耐火性のない材料による封じ込め(建築基準不適合) -封じ込め
短時間で対策場所の粉じんを捕らえる仮封じ込め工法
耐火性、防火性など建築目的に合わせた本封じ込め工法
1. 仮封じ込め工法は無人で施工
2. 吹き付けアスベストの機能を活かしたまま粉じん防止
3. 粉じん防止を実現しながら、耐火性を実現
4. 建築物の寿命一杯まで使用
5. 大空間、閉空間などの対策実施